2024/4/29
昨日松本に行った92.93編成が76.86号で帰ってくるで今日もゴールデンウィークの中央線へ。
92編成が76号、93編成が86号。まずは76号を撮影しに前から気になってた場所へ
猿橋駅から歩いて20分、少し高台になっていて中央線を俯瞰できる所に来ました。いざ構えて見るのですが構図がなかなか決まらず苦戦していているとかなり時間が経ってしまい気づけばもう76号が大月を出る時間でした。パッとする構図が思いつかなかったので適当にSSを下げて流し撮りをすることに、、、
そして奥から3灯が近づいてくるのを発見、カメラを横に思いっきりスライドさせます。
すると同時に、耳元にブウウウという羽音が。そして右指に謎の感触を感じます。
なんと切り位置1秒前でクソデカスズメバチが指に止まりやがったのです。。。。
そして僕は虫が大の苦手、平常心を保てるわけもなく叫び出しそうになりました。でもここで逃げたらカット0、流石に往復4時間でカット0だけは避けたいと思い刺される覚悟でそのままシャッターを切ります
そして切り位置過ぎた瞬間死に物狂いでガチダッシュ。なんとか刺されずには済みました。。。
が、カットを確認すると。
なんじゃこら... 全部ブレてました。。。
行き場のない怒りと悲しみが込み上げてきます。
なんとか気を取り直してこの後の86号でVを決めようと自分を言い聞かせるのですが86号はまだ松本すら出ていなく、ここ通過は4時間後。
露出もどんどん落ちてきてどうしようと考えたのですがふと思いつきました。
"そうだ、86号は乗ろう。"
沿線で真っ暗の中1発撮るよりも甲府から乗ってまず甲府の乗務員交代撮って車内で色々スナップを撮って新宿まで乗って最後新宿でバルブしたら3発も撮れることになる。そして86号は僕の推し編成の93ということもあり乗ることにしました。
そして猿橋駅から帰るのとは逆方向下り方面の普通列車に飛び乗り甲府へ。
甲府駅の特急券売機で切符を取るのですがこの時期の中央線特急なんて当たり前のように満席です。でもいいんです、どうせ席を取ったところでずっと先頭で張り付いて席なんて座らないんだし僕には関係ない話ですw
ということで座席未指定券を購入しホームで待ちます。
"まもなく2番線に、特急あずさ86号...."
接近放送が鳴り奥から3灯が闇を照らし走ってくるのが見えます。もうテンションはぶち上げです。そして駅員さんが面白い放送をしていました。
"あずさ86号は古い車両での運転です。車内販売等は..."
古い車両という言い回しにすごい感動しました。E257系が昔中央線特急だった証を感じれた気がしました。
8086M 臨時あずさ86号 OM-93編成
そしてMHを高らかに入線、ホームに入ると同時にライトを下げてくれました。
ここ甲府駅までは松本統括センターの運転手さんなのですがここから先は甲府統括センターの運転手さんに交代です。甲府での交代風景なんて滅多に撮りに来ないと思うので思わぬ収穫です。
にしてもこいつマジでかっこいいですね。前面のあずさ表示が俺は中央線特急のOBだと言わんばかり、とても誇らしげです。
そして乗車し発車したのですが身体中から感動とアドレナリンが湧き出してきました。
昔のまんまの武田菱のモケット。フリースペースの武田菱模様。そしてそれ越しに見えるのは中央線の車窓。本当に素晴らしいとしか言いようがないです。これぞ特急あずさです。
そしてぐんぐんスピードをあげあっという間に130km。甲府盆地を駆け抜けます。
定期中央線特急のE353系は前面展望が見れない構造なので特急あずさの前面展望を見れるのはE257系ならではです。
前面展望を見ているとあっという間に大月を通過。せっかくなので後ろの非貫通側の景色も見に行くことにしました。
車掌さん達は基本的に車内検察を終えたら次の停車駅まではゆったり。談笑していて楽しそうでした。
後ろに過ぎてく景色もいいですがしばらくしてやはり前面展望に戻ってきてしまいましたw
反転したOM-93の文字越しに見る景色、運転手の指差呼称、対抗電車が抜けライトを上げる瞬間。全てが最高です。
そうこうしているとあっという間に終点新宿に着いてしまいました。
この後93編成は折り返して日野駅経由で東大宮へと回送されます。
表示は回送となり折り返し待ちをする93編成。
新宿のビル群を背に中央線特急ホームに停車する姿は本当にかつての0番代時代を思い出します
運転手が乗り込み前照灯点灯!入れ替え灯も撮れました。
そういや93編成バードストライクで前面が割れてるんでしたね、かなり痛々しいです。今日で東大宮に返却なのでやっと直してもらえますかね。
とりあえずゴールデンウィーク第一部(?)はひと段落です。93編成、92編成4日間お疲れ様でした
ご覧いただきありがとうございました。